投資と現金を分けて考える
現金残高を残す積立シミュレーション
最終資産額だけを大きくする条件が、家計にとって最適とは限りません。投資へ回す金額と手元に残す現金を分け、投資資産・現金・総資産を同時に確認する例です。
公開・最終更新:2026年7月28日
今回の入力条件
想定利回りは年5%です。開始時点の投資資産は300万円、現金は200万円として計算します。
| 期間 | 毎月積立 | 毎月の現金増減 | 追加投資 | 想定する状況 |
|---|---|---|---|---|
| 2026〜2035年 | 5万円 | +2万円 | なし | 現金を残しながら積み立てる |
シミュレーション結果
Growfolio本体と同じ月次計算を使った結果です。金額は表示時に四捨五入しています。
- 2035年末の総資産
- 1,700万円
- 投資資産
- 1,260万円
- 現金残高
- 440万円
- 累計運用益
- 360万円
開始時の現金も全額投資との比較
比較条件の最終総資産は1,895万円です。このシナリオは195万円少ない結果です。
差には積立・現金収支・追加投資の条件差と、その後の運用益が含まれます。| 年末 | 年齢 | 毎月積立 | 投資資産 | 現金 | 総資産 | 累計運用益 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2025年 | 35歳 | 0円 | 300万円 | 200万円 | 500万円 | 0円 |
| 2027年 | 37歳 | 5万円 | 457万円 | 248万円 | 705万円 | 37万円 |
| 2030年 | 40歳 | 5万円 | 722万円 | 320万円 | 1,042万円 | 122万円 |
| 2033年 | 43歳 | 5万円 | 1,029万円 | 392万円 | 1,421万円 | 249万円 |
| 2035年 | 45歳 | 5万円 | 1,260万円 | 440万円 | 1,700万円 | 360万円 |
この条件を自分用に変更する
入力済みのシミュレーターを開き、資産額、積立額、時期、利回りを変更できます。
結果を見るときのポイント
期待値と流動性は別
一定利回りの計算では投資比率が高い条件が有利になりやすい一方、使える現金の余裕は小さくなります。
現金の目的を決める
生活費、近い将来の支出、緊急予備費など、残す現金の役割を分けて考えます。
相場変動は表示されない
実際の投資資産は上下します。一定利回りの線だけで、必要な現金額を判断しないことが大切です。
計算上の注意点
- 生活防衛資金の適正額を診断するものではありません。
- 預金金利やインフレによる現金価値の変化は含みません。
- 全額投資との比較はリスク差を表さず、一定利回りでの金額差だけを示します。
- 結果は条件比較のための概算であり、将来の運用成果を保証しません。